SDG’Sの項目の一つである多様性への理解。性に関してもその理解は深まりつつあります。この考え方は当初、Lesbian、Gay、Bisexual、Transgenderの頭文字を使用しLGBTという4つのアルファベットで表されていました。その後、どれにも当てはまらないはっきりと分けられない方たちの表し方としてQuestioning、Queerを追加。さらにその他にもある可能性に対して+を追加し、LGBTQ+と表されるようになりました。電通ダイバーシティ・ラボによるLGBT調査2018によると LGBT層に該当する人は8.9%、「LGBT」という言葉の浸透率は68.5%となっています。
ちょっと前になりますがおそらく2015年ごろ、電通ダイバーシティ・ラボによってLGBTの関係性を視覚化したセクシュアリテシーマップが制作されました。当時はLGBTに関しての理解を広めることが重要であり、そのためにその関係性をわかりやすくデザインしたものだと考えられます。当時はQと+がありませんでした。そこで私はQと+を加え、さらに効果的なマッピングを研究し制作してみました。
そもそも多様性の中身をセグメントする必要があるのか疑問を感じますが、、、
(高橋,2021)
電通ダイバーシティー・ラボ制作セクシュアリティーマップ