効果的なチームとは何か

https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/#introduction

から転載です。

Google のリサーチチームが発見した効果的なチームに共通する 5 つの特徴は、より広い範囲を対象としたチームのパフォーマンスの研究に基づくものです。Google の開発者でも、脚本家チーム火星探索チームアイスホッケー チームの一員でも、いい仕事をして成果を出すためには、やはりチームが重要となります。Google のリサーチチームは効果的なチームにみられる特徴を見つけました。 次はチームの効果性を生み出し、育み、強化する為に取るステップを見つけ出すためのリサーチを進めています。

効果的なチームの特徴は組織によって違い、Google のリサーチチームが発見した特徴とも違うかもしれませんが、チームの取り組みを共有するステップとして以下を推奨します。

1. 共通認識を持つ – 組織内で培いたいチームが取るべき行動や行動規範を定義します。

2. チームの力学について話し合う場を作る – 通常は話しにくい話題について、オープンに、そして建設的に話し合うための場を設けます。人事関連のビジネス パートナーやプロのファシリテーターに話し合いの場に同席してもらうことも考慮してください。

3. チームの強化と改善にリーダーを巻き込む – リーダーを巻き込むことにより、継続的な改善やモデル化を促します。

以下に示すのは、Google のリサーチチームが発見した効果的なチームに必要な振る舞いを促すために、マネージャーやリーダーができることへのヒントです。これらのヒントは、外部のリサーチ結果と Google 自身の経験に基づいています。

心理的安全性:

相互信頼:

  • 各チームメンバーの役割と責任を明確にする。
  • 各メンバーの仕事に透明性をもたらす具体的なプロジェクト計画を策定する。
  • 誠実さに関するリサーチ研究について話し合う。

構造と明確さ:

  • チームの目標を定期的に周知し、目標達成のための計画をメンバーに理解させる。
  • チームでミーティングを開く際には、明確な議題を設定し、リーダーを指名する。
  • チームの仕事を整理する「目標と成果指標(OKR)」の導入を検討する。

仕事の意味:

  • チームメンバーが効果的に行なっている取り組みに対して好意的なフィードバックを提供し、メンバーが課題に直面している場合には手を差し伸べる。
  • 誰かが自分を助けてくれた場合は、メンバーの前で感謝の気持ちを伝える。
  • 目的意識に関する KPMG の事例を読む

インパクト:

  • 各チームメンバーの仕事が、チームや組織の目標達成に貢献するような明確なビジョンを共同で策定する。
  • 自分またはチームの仕事がユーザーや顧客、組織に与える影響をよく考える。
  • ユーザーの目線で物事を評価する仕組みを導入し、ユーザーに焦点を当てる。

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